ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)がなりやすい病気と対策。
ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)がなりやすり病気ってあるの?
レオパを2匹飼育している私が、なりやすい病気や気を付けた方が良い事をご紹介します。
動物を家族にお迎えするうえで病気はつきものです。
どれだけ気を付けていても、病気になってしまう事もあると思います。ですが、一緒に生活するなら「健康に長生きしてほしいと」どんな動物をお迎えするにしても思いますよね。
上手に脱皮が出来ない【脱皮不全】
脱皮不全は、湿度不足によってうまく脱皮ができず、指先などに皮が残りその状態で放置しておくと壊死してしまいます。
普段、湿度50%くらいあれば大丈夫ですが、脱皮前は80%くらいまで上げる必要があります。個体が真っ白になるので脱皮前はかなり分かりやすいです。
脱皮不全対策でしていることは、流木を置くこととタッパーを置くことです。流木は、脱皮をするときに体をこすりやすくするため。タッパーは水を入れてパネルヒーターの上に置くと湿度があがります。
もし、脱皮不全を起こした場合温浴をしてあげて綺麗に脱がしてあげてください。脱皮が始まって二日以内に脱ぎ切れていなかったら脱皮不全を疑いましょう。
カルシウム不足が原因【くる病】
くる病は、カルシウム不足が原因で手などが変形して歩けなくなったりする病気です。
お迎えする時に爬虫類専門店の方からも説明されましたが、完治することはない病気なので予防することしかできないそうです。
そして、コオロギは栄養があるので爬虫類の餌として定番ですが、カルシウムがほとんどない虫です。アダルトになると餌をあまり食べなくなるので、カルシウムをあげる頻度が減ります。うちでは、丸石の上や流木の上にいつでも舐めれるようにふりかけたりしてます。
※カルシウムは、尿と一緒に出てくるのでたくさん与えても問題ないです。
飼育環境が変わった【拒食】
拒食は、ゲージ内の温度低下や餌の変更などが原因で起きます。餌に関しても、なるべく飼ったところと同じものをあげるようにしましょう。食いつきがあまりよくない日などは、コオロギの頭をちぎってみると匂いがするので食いつきが良くなると専門店の方から教えてもらいました。
危険が迫ったり、ストレス【自切】
公園などにいるトカゲは危険が迫ると尻尾をちぎって逃げたりします。レオパも同じで、急な環境の変化や無理に触ったりしっぽをつかんだりすると自切します。そして、自切してしまうと新しい尻尾は生えてきますが、綺麗には生えてはきません。
尻尾に栄養を貯める個体なのでもし自切してしまった場合、栄養不足にならないよう多めに餌を与えましょう。
嫌がってる時や威嚇している時は、尻尾を上げて蛇みたいにくねくねさせるので、確認してみてください。ベビーの場合は、ビーッ!と鳴くのでわかりやすいです。
デブのサイン【脇ぷに】
拒食とは別に病気ではないですが、食べすぎると脇の下に水ぶくれのようなものができます。
おデブですよ~!の合図なので長生きさせるためにダイエットしましょう。個体によって、出来やすい・出来にくいがあるようです。
そして、個体によって餌を食べる量も違うので、与えたら永遠に食べるんじゃないか?と思うような子もいれば、腹八分目くらいでちゃんと食べるのを止める子もいるので、お迎えしたレオパに合った食生活を心がけましょう。
まとめ
比較的多い病気4つと、病気じゃないけど気にかけたほうがいいと思うものを紹介しました。レオパも人間と同じように過ごしやすい環境や、摂らないといけない栄養がきちんとあります。
爬虫類を診てくれる病院も少ないので、なるべく飼い主が気にかけてあげて病気にかからないよう一緒に気を付けましょう。