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爬虫類・両生類の生餌(いきえ)のコオロギさんの臭いや音のお悩み対策。

「うるさい」「臭い」「すぐ死んでしまう」「ペットとエサどっちを飼育しているのだろう」って思うときないですか?

可愛いペットのためとはいえ、うるさくない方がいいし臭くない方がいいですよね。

 

ヒョウモントカゲモドキ2匹とツノガエル1匹を飼育していて、常に生餌のコオロギが20匹くらいうちにいます。どうにか対策できないかと考えた私なりのコオロギ保管方法をご紹介。

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餌の定番イエコとフタホシの違い

爬虫類や両生類の生餌のコオロギといえば、ヨーロッパイエコオロギ(イエコ)とフタホシコオロギ(フタホシ)のふたつが多いと思います。

  • ヨーロッパイエコオロギ 黄色がかった茶色の見た目、動きが素早い、小さめ
  • フタホシコオロギ 黒い見た目、動きが少し鈍い、大きめ

「どちらの方がうるさくない」とか「どちらのほうが臭くない」などたまに聞きますが、個人的にはこの3つ以外はどちらもあんまり変わりません。

 

コオロギはどうやって鳴いているのか

コオロギはオスがメスにアプローチするために、羽を擦り合わせて音を出しています。

コオロギの繁殖が夏から秋にかけてなので、暑いところより涼しいところに置いておくと静かにしていることが多いです。

 

オスとメスの見分け方

お尻をみると分かります。お尻にある短い2本の触覚のようなものの間に、棒のようなものが(産卵器)が伸びているのがメス。棒が生えていないのがオスです。お尻の部分が3本か2本かで、見分けられます。

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コオロギの臭い

死んでいるコオロギが一緒のケースにいるだけでかなりの異臭を放つので、コオロギの臭い対策で出来ることは毎日の掃除と餌の交換です。すぐ死なせてしまう場合は、お水と餌を与えるといいでしょう。

餌については、コオロギはなんでも食べます。食べているものでも臭いが変わるみたいで、個人的に与えてよかったものはカエル用の人工フードです。少し濡らして柔らかくしてあげています。

魚系の臭いはしますが、コバエが集る野菜の残りカスよりはマシで、草食動物用のフードなどはもっと臭いが軽減するみたいです。

飲み水は、ティッシュなどを濡らして少し絞ったものを入れておくだけで大丈夫です。

 

コオロギの選び方

コオロギをお店に買いに行くと種類とサイズを聞かれることが多いと思います。決まってない方や、違いが分からない方はお店の方にお任せする方が多いのではないでしょうか。

定番の二種類どちらも買って与えたことありますが、うちではフタホシをあげています。同じMサイズでも、イエコとフタホシは全然サイズが違います。

私は大きさの違いでフタホシをあげているだけなので、自分が抵抗なく触れるコオロギを与えればOK。フタホシはゴキブリみたいな見た目なので苦手な方も多いようです。

ちなみに、コオロギは栄養があるから爬虫類・両生類の定番となっていますが、栄養分のカルシウムがほとんどない虫なので、カルシウムパウダーを使います。

 

コオロギさんのお悩み対策まとめ

  • 暖かいところにいると鳴くのでなるべく涼しいとことに置く
  • 鳴くのはオスなので、オスから与えるようにする
  • あまりにもうるさい場合は、羽をちぎる
  • 死骸と死にかけとうんちは、放置すると異臭を放つので毎日掃除をする
  • うんちが臭い場合、ペット用人工フードに変えてみる

だいぶ改善されると思います。

それでも音や臭いがどうしても気になる方は、餌をレッドローチなどに変えてみるといいかもしれません。

コオロギは大げさにいうと、騒音と異臭攻撃をしてくるので厄介ものですが、観察すると案外可愛いです。